2021年5月 月別アーカイブ

葛飾区合同水防訓練

2021年5月29日

5月29日、葛飾区合同水防訓練が堀切水辺公園で行われました。

例年であれば、荒川に近接する町会、自治会の区民の皆様にもご協力いただいて行っていますが、コロナ感染拡大防止の観点から、関係機関のみでの実践型訓練となりました。

京成線の越水を防ぐため、実際には線路下1メートルに河川水量が達したら、京成線を止め、水防対策をするものです。それを想定し、京成線軌道内で設置予定の大型水のうの設置、ポンプ稼働及び、積み土のう訓練が行われました。

線路を平らにするための積み土のうは、京成線の仮線路を使って行い、本会場にリモートで中継されました。(約20分)

また、積み土のうの上に設置する水のうは、1本約3トンの水のうを3段計6本を積みあげるもので、約43分で完了しました。

また、訓練の様子をドローンを使って上空から撮影し、配信されました。

風水害に強い防災都市づくりという本区の喫緊の課題に対し、本日の実践的な訓練がいざというときに生かされることを望みます。

認定NPO法人フローレンスさん(多胎児家庭の支援について)

2021年5月24日

21日、認定NPO法人 フローレンスの市倉加寿代さん、福田一友さんが区役所の会派控室にお越しくださいました。

フローレンスさんは、病児保育や障害児保育のほか、子育て支援の活動を積極的、多角的に展開され、実績のある会社です。

葛飾ではこの4月から「ふたごちゃん、みつごちゃん」のご家庭を支援する3つの事業(移動をサポート、家事をサポート、育児をサポート)が始まりました。その一つに、「育児をサポート」するベビーシッターによる一時預り利用支援事業があります。フローレンスさんは、ベビーシッターを活用した多胎児家庭に特化した支援(ふたご助っ人くじ)を展開しています。今回、多胎児家庭が抱える困難や課題などについて、直接お話しを伺うことができました。

フローレンスさんが行った多胎児家庭の困り事に関するアンケートの回答には「外出が困難で引きこもりがちになる」「手が足りない」「自分だけで双子をみていると気が狂いそうになる」など切実な声が寄せられたそうです。

また、多胎児の親は極度の疲労のため、行政のホームページを検索し、自分が使えるサービスを探す余裕も、窓口に行くことも出来ず、「情報弱者」になりやすいということもお聞きしました。

そのような中、本区でも始まった東京都ベビーシッター利用支援事業を活用すれば、年288時間まで保育料が実質無料となります。

必要なご家庭に情報を届けるためには、利用者を待っているのではなく、積極的なアプローチが必要であることを認識しました。m(__)mこのような保育サービスをどんどん使っていただき、穏やかに、安心して子育てできる環境を広げていけるよう、周知の必要性を強く感じています。効果的な事業となるよう、推進してまいます✨

東京かつしか赤十字母子医療センターが開院します!

2021年5月16日

東京かつしか赤十字母子医療センターが完成し、6月1日に開院の運びとなりました。開院に先立ち、施設内覧会が行われ、内覧させて頂きました。

新病院では、コンセプトを「和レトロ」とし利用者にとって懐かしくやさしい施設、職員にとってはモチベーションを高める環境作りなどに配慮しているとのこと。ホスピタルアートが随所に施されており、その一つ一つに病院が目指すものを表現していることを感じました。1階待合室のソファは災害時のベッドとなる仕様、壁面の素敵な絵を外すと、災害時に酸素吸入できる機材が収納されているとのことです。

病院内はスマホで診察の呼び出しなど可能で、患者さんは自由にお待ちいただけるとのことで、最新の設備に驚きました☺️

陣痛室、分娩室や病室なども拝見し、出産したときのことを思い起こし、改めて出産は大仕事だったこと、新たな人生のスタートだったことを確認できました☺️

日赤は1953年に開設以来、周産期医療に特化した病院として地域に根差した存在です。

母子とその家族に寄り添うセンターとして新たな歴史のスタートとなります。私は議会でこれまで産前産後の切れ目のない支援「ネウボラ」を推進してきた一人として、安心して子育てできる環境整備に取り組んで参りたいと思います☺️

また、併設のにいじゅく地区図書館が6月2日にオープンします。産院内の特色を生かして、三石院長の推薦図書のコーナーをはじめ、親子で絵本を楽しめる空間です。一般書籍もあります。是非お越しください😉

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