立石地区センター(勤労福祉会館)で行われた、ヤングケアラーの現状と課題をテーマにした講演会に参加しました。
講師は、一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会(CAN)の代表理事 持田恭子さん。ご自身もヤングケアラー、ケアラーの経験を持ち、そこからCANを立ち上げ、ケアラー支援に取り組んでおられます。
お話しを伺い、私が思っていたヤングケアラーのイメージが非常に偏っていたこと、ヤングケアラーとなった当事者には複雑な心情があり、そこに寄り添うことから必要な支援につながることなど、学ぶことができました。
ヤングケアラーとはどのような立場の人をいうのか、一番関わりが有りそうな地域社会の中でまだまだ認識不足であることをあらためて痛感しました。
講師が最後にお話しされた、大人は「子どもを希望に向かわせる義務がある」との言葉が印象的でした。子どもの未来をつくるために支援できるよう、区における体制整備に取り組んでまいりたいと思います。