8月31日に保健福祉委員会が行われ、私立保育園補助金の誤支給についての対応方針について報告がありました。
この日も報道関係者が注視する中での開催。冒頭、区長から、今回混乱を招いたことに対する謝罪と給料の減額をするという趣旨の報告から始まりました。
区はこれまで、区の法規、区政会館の法務、最後に民間の弁護士に依頼し、法的見解を調査してきたとのこと。最終的に「算定相違のあった支給額については、予め定めた葛飾区私立保育所等扶助要綱の基準に基づかない支出であり、保育所に対する返還請求権が、区にあることは否定しがたい。返還請求権がある限り、区はこれを行使せざるを得ないと判断した」と報告。
今後、保育所の経営に支障が生じないよう配慮し、保育所と協議の上、返還計画を作成していく、としている。
区長は委員会のあと、私立保育園の園長会で謝罪をした。