2019年8月 月別アーカイブ

子ども発達・基礎セミナーを受講

2019年8月17日

8月17日、(公社)子どもの発達科学研究所が主催した「子ども発達・基礎セミナー」を受講しました。(神田のフオーラムミカサエコ 7階ホール)

講師は、元教員、大阪大学大学院特任講師で小児発達学博士の主任研究員・和久田学先生でした。

教育制度について、教師と学校の問題について、発達障害についての3テーマを、特別支援教育とは何か、障害者差別解消法、合理的配慮など分かりやすく現場に即したリアルなお話しを伺うことができました。

日本の発達支援の歴史は世界においてかなり遅れをとっていること、今日にあっても欧米より20~30年遅れているとのことです。
2001年に特殊教育から特別支援教育に呼称が変わり2007年に法律上位置づけられたことで、それまでの分離教育からインクルーシブ教育となり全ての学校が加わりました。
現在、ほぼ100%の小中学校で特別支援教育の仕組み、制度が出来上がっているが、課題は発達障害に関して専門的知識をもつ教員の不足により、質が担保されていない課題があるとのことでした。それは、科学的根拠がないことが原因であるとのお話しでした。

改めて、自区の現状をよく把握し、課題を洗いだし、推進しなくてはいけないと認識を新たにしました。勉強し、議会で生かしていきたいと思います❗️

第70回利根川治水同盟治水記念大会

2019年8月7日

8月7日、茨城県常総市の市地域交流センターにおいて、利根川治水同盟の大会が行われ、出席しました。

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この同盟は、昭和22年9月のカスリーン台風による甚大な被災を契機にして発足しました。被害の爪跡は、遅れていた河川の整備の必要性や防災の備えの重要性を深く認識するものとなりました。以来、半世紀を越えて、1都5県の利根川流域住民3千万人の悲願「水害の防止と豊かな水資源の確保」を目指し、毎年各地て開催、流域の治水・利水・環境事業の早期実現に向けて要望を議決、国会と政府関係機関に対して要望活動を行ってきました。

我が葛飾区においても水害対策は最重要課題の一つです。区民の生命、財産を守るために議会において、ソフト、ハードの両面において水害対策に取り組んで参ります。

来年は、千葉県成田市で開催される予定です。