認定NPO法人フローレンスさん(多胎児家庭の支援について)


2021年5月24日

21日、認定NPO法人 フローレンスの市倉加寿代さん、福田一友さんが区役所の会派控室にお越しくださいました。

フローレンスさんは、病児保育や障害児保育のほか、子育て支援の活動を積極的、多角的に展開され、実績のある会社です。

葛飾ではこの4月から「ふたごちゃん、みつごちゃん」のご家庭を支援する3つの事業(移動をサポート、家事をサポート、育児をサポート)が始まりました。その一つに、「育児をサポート」するベビーシッターによる一時預り利用支援事業があります。フローレンスさんは、ベビーシッターを活用した多胎児家庭に特化した支援(ふたご助っ人くじ)を展開しています。今回、多胎児家庭が抱える困難や課題などについて、直接お話しを伺うことができました。

フローレンスさんが行った多胎児家庭の困り事に関するアンケートの回答には「外出が困難で引きこもりがちになる」「手が足りない」「自分だけで双子をみていると気が狂いそうになる」など切実な声が寄せられたそうです。

また、多胎児の親は極度の疲労のため、行政のホームページを検索し、自分が使えるサービスを探す余裕も、窓口に行くことも出来ず、「情報弱者」になりやすいということもお聞きしました。

そのような中、本区でも始まった東京都ベビーシッター利用支援事業を活用すれば、年288時間まで保育料が実質無料となります。

必要なご家庭に情報を届けるためには、利用者を待っているのではなく、積極的なアプローチが必要であることを認識しました。m(__)mこのような保育サービスをどんどん使っていただき、穏やかに、安心して子育てできる環境を広げていけるよう、周知の必要性を強く感じています。効果的な事業となるよう、推進してまいます✨