ライフイン環境防災研究所を視察

2018年11月18日

14日、内水の氾濫時における浸水減災対策として浸水防止用設備である止水板を手掛ける、ライフイン環境防災研究所(栃木県小山市)を訪問しました。文化シャッター(株)が運営しています。
こちらが手掛けている止水製品の説明、デモ見学をさせて頂きました。
ビニール製のシートを扉に張り付けるもの、流れてくる水の浮力を利用して止水するもの、浸水させないドア、扉の前に設置するアルミ製のパネルなどを視察、止水効果を高めるための商品開発によるその精度の高さを目の当たりにし、大変に触発を受けました。すでにこのような対策への設置助成を開始している自治体もあります。
河川に囲まれかつて水害に翻弄されてきた歴史をもつ本区においては、昨今の甚大な水害、江東5区のハザードマップの公表により、河川の氾濫時の対応は大変に関心の高い課題です。

緑地公園での防災訓練

2018年11月11日

11日、立石緑地公園で東立石地区の4町会合同の防災訓練が行われました。私は事務所のある平和橋町会の皆さんとご一緒に、朝8時に町会会館前に集合し緑地公園に向かいました。

緑地公園では、D級ポンプで中川から水を汲み上げ放水する訓練、AED訓練、消火器訓練、仮説トイレ組み立て、災害用発電機の操作、防災倉庫内見学、炊き出し訓練、地図を使って地域の公共施設や公園などを確認する作業も行いました。

地域の皆さんと行動を共にすることで、避難経路の確認、周辺の危険箇所の確認ができました。また、仮説トイレ組み立てやトイレを流す水の水路の確認、地図を使って地域を知るとこなど、これまで経験したことがない実践的な内容でした。訓練はやり過ぎることはありません。多くの方のご参加頂くことが引き続きの課題です。

夜間中学校 双葉中学を視察

2018年11月9日

区内お花茶屋にある区立双葉中学校には、都内8校のひとつである夜間中学校が併設されています。
平成28年の制度改正により対象者が緩和され、それまで認められていなかった既卒者も学べるようになりました。文部科学省をはじめ全国から視察に多くこられているとのことです。

現在48名の生徒さんが通学しており、その8割が外国人で、最近はネパールの生徒さんが多いそうです。また昨年は不登校で中学校を卒業してきた人が2人、都立高校へ進学するという実績も生まれています。学び直しの場であり、不登校の受け皿としても重要な場所となっています。

既卒者は学力に応じて通学期間を1年または2年と選ぶことができます。外国人の生徒さんにとっては、日本語の習得と、全日制のカリキュラムを学んでいきます。
少人数クラスでもあるので、先生方は生徒さん一人一人の状況を理解し、丁寧に関わっておられました。
廊下でお会いした生徒さんは明るく、元気に挨拶をしてくれました。
お話を伺う中で、この学校で先生、仲間と共に学んだ経験が、不登校で悩んだ辛さを乗り越える強さを身につけていけると感じました。
夜間中学校で学び直しができる、新たな道を開いていけることを、本当に求めている方々に是非とも知っていただきたいし、そのような気持ちをお持ちの方にはこの中学校の門を叩いてほしいと強く思いました。そのために、夜間中学校の認知度を上げられるよう取り組んでいきたいと思います。

東立石地区ロードレース大会、ごみ減量・清掃フェア

2018年11月6日

秋の週末は区内中でイベントが行われていますね。私は3日は、青空のもと東立石緑地公園で行われた「東立石地区ロードレース大会」へ。

緑地公園は中川に隣接し、その名の通り気持ちの良い緑地が広がっています。なだらかな坂が特徴のコースですが、地域からの要望でゴール近くの曲線コースを走りやすいように、この度直線に整備しました。子ども達は声援に包まれて元気一杯でした。

また、4日は葛飾清掃工場での「ごみ減量・清掃フェアかつしか」に伺いました。

今回初めて工場見学に参加。「ごみ減量」の取り組みは身近な家庭からだと改めて確認してきました。

第13回エフピコ杯全日本フロアホッケー競技大会、四つ木中「丘の辺祭」

2018年10月20日

20日、エフピコ杯 第13回全日本フロアホッケー競技大会が、本年も葛飾区奥戸総合スポーツセンターで開催(明日まで)。開会式に出席、試合を観戦しました。
今大会は全国から27チームが参加。中曽根弘文元文部大臣(障がい者スポーツ・パラリンピック推進議員連盟会長)、下村博文元文部科学大臣が来賓として出席、ご挨拶されました。

私はきさらぎJr.を指導されていらっしゃる大草先生とのご縁で3年前からこの大会にお邪魔させていただいておりますが、年々規模が拡大していると実感しています。

パラリンピックを目前に、ユニバーサルスポーツであるフロアホッケーの普及と、インクルージョンの理念の浸透が一層図られることを望みます。このような素晴らしい大会が我が葛飾で開催できることを私は誇りに思います。本区のフロアホッケー推進役の、地元「きさらぎ」「どんぐり」チームを皆さん、応援お願い致します。

また、四つ木中学校の文化祭「丘の辺祭」を参観。

日頃の学習の成果を拝見でき学生の皆さんの生活ぶりを垣間見ることができました。四つ木中は、かつて菖蒲園だった吉野園跡地で、校庭には記念碑があります。現在、菖蒲を愛する地元の方のご協力を頂き、校庭で菖蒲を育てています。かつての菖蒲の里で、今を生きる生徒さんが新たに育てている、なんて素敵なことでしょう。この有意義な取り組みが花開くことを心から願っています。

平成30年第3回区議会定例会閉会

2018年10月17日

9月13日から33日間の会期で行われた葛飾区議会第3回定例会が10月15日閉会しました。
今議会では、平成29年度の葛飾区決算の審議等を行い、認定されました。
私は、決算審議においては第1分科会(議会費、総務費、産業経済費)、第2分科会(福祉費、衛生費)で審議に加わりました。

第1分科会では、災害対策について伺いました。昨今の頻発する予測できない災害の備えの重要性に言及。これまで提案し、実現してきた、自助力を強化する事業である家具転倒防止、通電火災対策の助成対象の拡充を求めました。更に、昨年の定例会で提案し実施されたガラス飛散防止取り付け支援助成については、これまでも要望してきた通り、自らの身を守れない乳幼児のいるご家庭も助成対象を拡大すべき事、また、区自らが区内の保育園、幼稚園、福祉施設等に積極的に早期にガラス飛散防止フィルムを設置するよう求めました。
葛飾区には災害時、緊急医療救護所に指定された学校が8箇所あります。医療用備蓄品の入れ替えは定期的に行われているが、医療の進歩に追い付かない装備品があることを指摘し、緊急医療救護所の装備品についての総点検を要望しました。区民の命に関わることですので、早急な対応をすべきと意見を述べました。

第2分科会では、これまで一貫して取り組んできた、ネウボラ事業について質問しました。葛飾区は今後、7つの生活圏域に子育て支援拠点施設を整備すると言っています。しかしながら、その施設の整備方針は明確に示されていないまま、新たな建て替え施設リストがあがっている状況で、大変に危惧しています。私は、今後開設される子育て支援拠点施設は、ネウボラ事業を展開すべき場所として整備するよう求めました。地域の母子が気軽に利用でき、どの施設でも質の高い同様のサービスが受けられるものにすべきと要望しました。
今後示される方針を注視し、よりよい子育ての環境整備に尽力していきます。

「中川に親しむ集い」「敬老会」に出席

2018年10月15日

10月7日、東立石緑地公園で「中川に親しむ集い」が行われ参加。葛飾法人会が主催するこの集いは、本年で6回目。真夏日でしたが、地域の方々も沢山来場され賑わいある集いとなりました。

また、西新小岩3丁目団地自治会の敬老会に出席、ご挨拶をさせて頂きました。14名の方に喜寿のお祝いの贈呈、99才のご婦人には、ご長寿をお祝いし花束が贈られました。私も最後まで皆さんとご一緒にカラオケに参加し交流させていただきました。

幸せに年を重ねていく、幸齢社会を作るため、引き続き働いてまいります(^_^)/

イングリッシュデー よつぎ小学校

2018年10月14日

10月の「葛飾教育の日」は、English dayを実施したよつぎ小学校を訪問。

3〜6年生の外国語の授業を参観しました。どのクラスも、担任の先生が一生懸命で工夫を凝らした授業で、子供達も楽しそうに授業を受けていました。
葛飾区では学校公開日に合わせてイングリッシュデーを実施しています。
この時期は英語に親しむ中で外国への関心を高められるよう、そして苦手意識を持たせない授業になるように先生方のご努力に期待しています❗

平成30年度葛飾区総合防災訓練

2018年10月14日

10月14日、柴又公園 江戸川河川敷広場にて、区民、関係機関、区の協働による葛飾区総合防災訓練が行われ参加。

今回の訓練では、葛飾区と松戸市間で、水陸両用車、船舶による帰宅困難者・物資搬送訓練、自衛隊による橋梁架設訓練などが実施されました。

他にも震災対応演習、医療救護活動訓練、防災体験コーナーや展示、炊き出し訓練など充実した内容が盛り込まれていました。日常の備えについて、災害時の自身が取るべき行動など改めて振り返ることができました。区民の生命を守る公助としての行政の役割の重要性を認識しています。

横須賀市児童相談所を視察

2018年9月4日

9月3日、同僚議員と共に横須賀市の「はぐくみかん」を訪問し、児童相談所の視察をさせて頂きました。
同市は中核市として全国で2箇所設置された児童相談所を持つ自治体です。(横須賀市と金沢市)

葛飾区では、34年の設置を目指しています。横須賀市は平成18年に児童相談所を開設し今年で12年ということで、設置の経緯、これまでの経過、現状と課題などご説明頂きました。
設置については当時の市長が「横須賀市の子どもは横須賀市で守る」という強い姿勢から、子ども虐待防止事業を立ち上げて、いち早く虐待防止に取り組んできました。平成15年に総務大臣に児童相談所の権利拡大を要望、平成16年の改正児童福祉法成立をきっかけに、児相の準備室を立ち上げて開設に到りました。
また一時保護所も視察させて頂き、詳細にわたりお話しを聞くことができました。児童福祉司、児童心理司、相談員等の役割分担も効果的に配置し対応しているとのことです。

横須賀市は子どもに関わる課をすべてこの「はぐくみかん」に集約し、子育てのワンストップ窓口としています。ここに児童相談所もあります。
ここに来れば子育てに関する手続きや相談など全てに対応できるということで、市民にとって大変に分かりやすく、使いやすい施設であり興味深く学ばせて頂きました。

「葛飾の子は葛飾で守る」この決意と責任感は忘れてはいけない信条です。今回の視察で学ばせていただいたことを、本区の児童相談所設置にあたり、議会の中で生かしてまいります。