平成30年第3回区議会定例会閉会


2018年10月17日

9月13日から33日間の会期で行われた葛飾区議会第3回定例会が10月15日閉会しました。
今議会では、平成29年度の葛飾区決算の審議等を行い、認定されました。
私は、決算審議においては第1分科会(議会費、総務費、産業経済費)、第2分科会(福祉費、衛生費)で審議に加わりました。

第1分科会では、災害対策について伺いました。昨今の頻発する予測できない災害の備えの重要性に言及。これまで提案し、実現してきた、自助力を強化する事業である家具転倒防止、通電火災対策の助成対象の拡充を求めました。更に、昨年の定例会で提案し実施されたガラス飛散防止取り付け支援助成については、これまでも要望してきた通り、自らの身を守れない乳幼児のいるご家庭も助成対象を拡大すべき事、また、区自らが区内の保育園、幼稚園、福祉施設等に積極的に早期にガラス飛散防止フィルムを設置するよう求めました。
葛飾区には災害時、緊急医療救護所に指定された学校が8箇所あります。医療用備蓄品の入れ替えは定期的に行われているが、医療の進歩に追い付かない装備品があることを指摘し、緊急医療救護所の装備品についての総点検を要望しました。区民の命に関わることですので、早急な対応をすべきと意見を述べました。

第2分科会では、これまで一貫して取り組んできた、ネウボラ事業について質問しました。葛飾区は今後、7つの生活圏域に子育て支援拠点施設を整備すると言っています。しかしながら、その施設の整備方針は明確に示されていないまま、新たな建て替え施設リストがあがっている状況で、大変に危惧しています。私は、今後開設される子育て支援拠点施設は、ネウボラ事業を展開すべき場所として整備するよう求めました。地域の母子が気軽に利用でき、どの施設でも質の高い同様のサービスが受けられるものにすべきと要望しました。
今後示される方針を注視し、よりよい子育ての環境整備に尽力していきます。