認知症の正しい理解のために


2020年4月5日

このたび、認知症の正しい知識の普及啓発を促進するためのツールとして、「かつしか認知症啓発カード」が出来上がりました。

私は平成28年の第3回定例会の一般質問の中で、「認知症の正しい理解と共生の地域社会づくり」のテーマを取り上げました。今後、認知症になる人が増加していく中で、認知症とはどういうものなのか、またどのように対応すれば良いのかなどを、例えばカルタのように誰もが身近に手にとって学べ、知識を得ることが出来る、葛飾らしいツールを作成してはどうか、と提案していました。

質問の前には、墨田区で認知症の理解を深め広げるために作成された「オレンジかるた」についてお話しを聞き、参考にさせて頂きました。

本区でこのたび完成したカードは、葛飾区医師会の認知症専門医の監修を受け、認知症の家族会の方々からのお話しも伺い事例などを決めていったそうです。

このカードを世代を越えて多くの方々に手にとっていただき、認知症の正しい理解促進に役立ち、認知症の方にとって優しい地域社会にしていく一助となることを強く願っています。皆様、是非手に取ってご覧ください‼️