子ども発達・基礎セミナーを受講


2019年8月17日

8月17日、(公社)子どもの発達科学研究所が主催した「子ども発達・基礎セミナー」を受講しました。(神田のフオーラムミカサエコ 7階ホール)

講師は、元教員、大阪大学大学院特任講師で小児発達学博士の主任研究員・和久田学先生でした。

教育制度について、教師と学校の問題について、発達障害についての3テーマを、特別支援教育とは何か、障害者差別解消法、合理的配慮など分かりやすく現場に即したリアルなお話しを伺うことができました。

日本の発達支援の歴史は世界においてかなり遅れをとっていること、今日にあっても欧米より20~30年遅れているとのことです。
2001年に特殊教育から特別支援教育に呼称が変わり2007年に法律上位置づけられたことで、それまでの分離教育からインクルーシブ教育となり全ての学校が加わりました。
現在、ほぼ100%の小中学校で特別支援教育の仕組み、制度が出来上がっているが、課題は発達障害に関して専門的知識をもつ教員の不足により、質が担保されていない課題があるとのことでした。それは、科学的根拠がないことが原因であるとのお話しでした。

改めて、自区の現状をよく把握し、課題を洗いだし、推進しなくてはいけないと認識を新たにしました。勉強し、議会で生かしていきたいと思います❗️